プロフィール

◇拠点   = 現在、静岡県田方郡函南町在住

◇生年月日 = 1975年11月27日

◇血液型   = O型

2005年1月、アコースティックギターを手にし、弾き語りでのソロ活動を開始する。当初は東京都内や横浜近郊のライブハウスばかりを活動場所にしていたものの、色んな現実を知り、地元でイチからやり直そうと考えを改める。数年ほどインディズレーベルに携わった時期を経て、完全フリーでの活動へ移行。

2014年、BGM的なライブ活動など、新たな展開を開始。

2015年、BGMライブが活発化。ほぼ毎日のようにライブを展開。小規模ながら貸切ってのワンマンライブもコンスタントに開催。

2016年、もはやライブがない日が不安になるほど毎日のライブが習慣化。BGMとして、MCを入れずひたすら長時間歌を届けるスタイルを確立。

2017年、「あなたのために。」というテーマの下、歌を個々のためにどこへでも届けること、歌を個々のために制作すること、この2つを新たに展開。

2018年、自身の中で伸び悩みを感じ、打開すべく、県外での活動へ視野を持ち、関東や名古屋でのライブを展開。

2019年、外へ出たことで逆に外から地元を客観的に観ることができ、土壌がちゃんとあることを再確認し、改めて地元からの展開へ移行。新たな出会いが増え、活動場も広がり中。

2020年、2019年半ばより富士ミルクランドにて歌うようになり、そこでの出会いも増え、新たな展開にも結び付き中。

歌の道と使命感

「人のために歌を唄うこと。」

       

ブレることのない信念を胸に、一歩ずつ前へ前へと進んでおります。では、なぜそんな考えを持っているのか。当然、初めからそうだったわけではありません。20代半ばまでは、今とは180度正反対の性格でした。プラス思考もなければ、将来のビジョンもなく、視野も狭く、自分を好きにもなれず、全てにおいて未熟でした。

       

25歳の時、車の事故で死にかけました。病院に担ぎ込まれた時点で既に心臓が止まっていて、今、この世に存在していなくても全くおかしくない程でした。その後、奇跡的に回復し、当初懸念されていた後遺症等も全く残らず、五体満足な生活へ戻ることが出来ました。

      

それからというもの、自分がなぜ生きているのか、なぜ生き残ったのか、考えるようになりました。そこで行き着くのは、「何かやるべき事があるからだ」でした。「生かされている。」そう思うことで、色んなモノを自分の中で受け止めることが出来るようになったのです。

       

では、何の為に生かされているのか。それが「人のために歌うこと」だとは、もちろんすぐには気付けませんでした。

       

29歳から歌い始めて数年後、路上活動を始め、心境、人生観、音楽への考え方など、様々な点で変化していきました。それもみな、数え切れないほどの人との出会いがあったからこそ。「出会いをなくして、人は成長しない。」そうはっきりと思えるほど、自分が大きく変わった時期でした。

       

当初は本名のローマ字表記で活動していたものの、たまたまつけたテレビで、前足が2本ともない犬と飼い主の2人で様々な病院や施設などを慰問しているという海外のドキュメンタリー番組が映り、自分もそういう存在になろうと、そのワンちゃんの名前「Faith」を自身のアーティスト名に変更しました。

       

ボランティア活動に携わるようになったのも、変化していく大きな要素でした。以前の自分にはボランティア精神なんて皆無だったので。むしろそういうモノを軽視・軽蔑していた程です。心の面で未熟だった僕が変われたのは、みな人のおかげなのです。人の役に立つことが自身にとっても喜びになるんだと、気付くことが出来ました。

      

現在、たくさんの方々から、僕の歌声に「癒やされる」と言っていただけています。ただこの歌声も、初めから備わっていたわけではありません。全ては、出会った人皆さまのおかげです。「癒やされる」という言葉をいただく度に、「もっと磨いていこう」「もっと歌声の質を追い求めていこう」と、自分を高めるモチベーションとなっていました。その結果が今の歌声なのです。

       

僕の歌で人が癒されてくれる、喜んでくれる・・・こんなに嬉しいことはありません。自分の存在意義にもつながるのです。

       

人を癒やせる歌声が備わったこと、これは使命だと思っています。それをツールとして人のために還元すること。そのために生き残ったのだと。ただの思い込みと言ってしまえばそれまでですが、そう思う以外に心の落としどころがないのです。

       

単に売れたい、メジャーになりたいというのではなく、単に好きなことをやって生きていくのではなく、自分の使命をきちんと果たすこと。到達点も目標点もありません。終わりはないのです。あえて言うなら、歌えなくなるまで。

       

それが、僕が今も、そしてこの先も歌の道を選んでいく、最大の理由です。

       

Faith